今朝の地元紙「The GUAM Daily Post」に、マンギラオの公園からクリスマスツリーが盗まれたというニュースが掲載されていました。
最短1ヶ月で動画編集スキルが身につく!【クリエイターズジャパン】
最初はとても残念なニュースだと思い読み始めましたが、マンギラオ村の村長のコメントがとても優しく、心温まるものでした。
以下に要約&翻訳してご紹介します。
マンギラオ村で金曜日の夜に行われたツリーライトセレモニーの中心にあったクリスマスツリーが盗まれました。
マンギラオ村のアラン・ウンガクタ村長は「誰もけがをしなかったことはよかった。サンタテレジータ教会の隣、マンギラオ村長事務所の向かいにあるシルバースターズパークに小さなクリスマスビレッジを作るために、多くの人が一生懸命働きました。その場所を破壊されなかったことは嬉しく思います」と話しました。
ウンガクタ村長は、ツリーを持っていった人に対して悪意はないと述べました。「今は大変な時期です。クリスマスの時期に家族、特に子供たちが期待するツリーなどを家族に与える方法が他になかったのかもしれません」。
マンギラオ村長事務所はツリーライトセレモニーの朝、住民に食糧を配りました。事務所では助けを必要とする人々のためにしばしば寄付を募っています。
「この新型コロナウイルスのパンデミックにより、一部の人々は職を失い、多くの人々が苦しんでいます。マンギラオの住民には何か必要なことがあれば私の事務所に来ることを知ってもらいたいのです。食べ物、服やクリスマスの飾りが必要かどうかにかかわらず、私たちができることをしていきます。私たちのコミュニティは常にお互いのために存在していると理解しています」。
ウンガクタ村長の言葉を聞いた人が、クリスマスツリーをそっと戻してくれたらいいですね。ただ、コロナ禍のきびしい中でのホリデーシーズン、例年以上に治安の悪化が心配されます。気をつけて過ごしましょうね。
↓ ブログ村ランキングに参加しています。